至福のひととき

今日から2日間、大通公園で熱いイベントが開催されている。
全道204市町村が各自ブースを出し、地元の名産品をアピールするという祭り。
もちろんその場でいろいろ食べられる。


朝9時からやっているとの事だったので、朝飯に丁度いいと、勤務後にバイトの友人と早速行ってみた。
するとまぁ、早くも結構人がいる。
しかし年齢層は高めだ。若い連中は単に朝に弱いのか、それとも興味が無いのか。
どちらにしろ俺には理解できない。


さすがに全市町村が集まるだけあって、かなり大規模だ。
5丁目から8丁目まで白いテントが立ち並ぶ。とても1日では回りきれない、いや回る事はできても食う事はできない。
今日のところは7丁目と8丁目に絞ることにした。


初めに目についたのが、厚岸町の焼きガキと焼きツブ。どちらも2個で350円。
若干高いか?と思ったが、考えてみれば居酒屋なら倍はする。
よし、じゃあ買おう。


俺はカキを買い、友人はツブを購入。当然1個ずつ交換するためだ。
何ともまぁ、カキの身のでかいこと。
噂には聞いていたが、これが厚岸のカキか。その辺の店で出てくるやつの倍はでかい。
たまらず一口で頬張る。殻に残った汁もすする。
口いっぱいにカキの甘味、旨味、プリプリ感が広がる。恍惚のひとときだ。
次はツブ、これまたでかい。
前日寿司屋で食った生ツブも美味かったが、もはや食わずとも見た目でわかる。こちらの方が格上だと。
焼きたての熱い貝殻に苦戦しつつも、巧く取り出す事に成功。やはり一口でいただく。
磯の香りが鮮やかに広がり、さらに香ばしい醤油の香り、プリプリの食感。
思わずニヤけてしまった。


次は足寄町、最近話題のエゾシカバーガーを買ってみた。1個300円。
腹一杯にならぬよう、1個だけ買って2人で分ける。
独特の風味があるのかと思いきや、至って普通のハンバーグだ。エゾシカだと言われなければ全くわからない。ソースやマヨネーズがかかっていたからかもしれない。
味はなかなかだが、これで300円は高い。実際売るなら200〜250円が妥当だろう。


今度は汁物をという事で、新得町ブースで山菜そばを購入。350円。
こういう場所でのそばは茹で上げを温めるだけなので、例外なくのびている。
ここも例外ではないが、こんな所で多くを求めるのは筋違いというもの。
雰囲気が楽しめれば良いのだ。
麺こそのびているが、さすがにそばの味そのものは秀逸で、山菜の量も多め。この値段にしては上々だろう。


他にも、行者にんにく入りさつま揚げ(200円)を食し、ジンギスカンに味噌ホルモン、黒毛和牛ハンバーグを試食し、今年の新作ふらのワインを試飲してフィニッシュ。
お土産にくんたま(3個セット200円)も購入、大満足の朝だった。


明日も行こう(´∀`)