ぬれぬれせんべい

oyajinoseabura2005-04-25

昨日はふみと東京でデート♪
浅草の仲見世通りを歩いていると、せんべい屋が多く見られる。
2人ともせんべいには目がないので、大喜びで物色を始める。
何種類か購入した中には、ぬれせんべいの姿もあった。大好物である。


ところで、ぬれせんべいって小さい頃からあっただろうか?
少なくとも俺の記憶には無い。俺が知らなかっただけなのか?
気になったのでふみにも聞いてみたが、やはり知らないようだ。


そこで、記念すべき第1回目のテーマはぬれせんべいはいつ世に出たのか?」である。


そもそも、せんべい自体はいつから存在するのだろうか?
昔の文献によると、平安時代にはすでに「煎餅」の名が用いられていたようだ。
当時のせんべいは小麦めんを油で煎ったものだったそうだ。
これが江戸時代に急激に発達し、現在のせんべいの原型となったらしい。
このときに小麦ベースと米ベースに分派し、前者は草加せんべいや瓦せんべいのような、いわゆる「クッキータイプ」となった。一般に「せんべい」と聞くと後者を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。ぬれせんべいも後者である。


本題に入る。
ぬれせんべいが世に出たのはほんの十数年前らしい。しかしその存在自体は50年以上前からあり、以前はせんべい屋が自分達で食べる時の食べ方の1つだったようだ。
ちなみに、ぬれせんべいで有名なのは千葉県銚子市
銚子は醤油発祥の地で、ぬれせんべいは通常のせんべいに比べて醤油の使用量が多いため、大規模な醤油メーカーのある銚子は都合が良かったようだ。



今回のような「素朴な疑問シリーズ」は、どんな些細な疑問も調べ上げ、知識欲を満たして小さな自己満足に浸ろうという趣旨で始めてみた。
リクエストも募集するので、調べて欲しいことがあれば言ってほしい。

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引用先:
亀田製菓
http://www.kamedaseika.co.jp/r_story/araose/be0102.htm
ぬれせんべい
http://www.choshikanko.com/tokusyu/nuresen/


参考:ウィキペディア「煎餅」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%B9%E3%81%84