修行するぞ

ヨガが、いいらしい。



何の話かと言うと、先日友人との間でこんな会話があった。


友人(以下N) 「最近ヨガに通ってるんだけど、あれすげーわ」
俺(以下Y) 「何がそんなにすごいのよ」
N 「元気になっちゃってさぁ
Y 「へぇー」
N 「そんで昨日彼女とえっちしたら、彼女すげー感じちゃってさ。もう見た事ないくらい感じちゃってんの。悶絶してるんだよね。終わった後なんかちょっと身体触っただけで力抜けるみたいでさ。全身性感帯よ
Y 「それヨガと関係あるのかよ」
N 「あるある、絶対これヨガのせいだって」
Y 「あれか、ヨガのおかげで元気になったお前の(自主規制)が良かったって事か」
N 「そうそう、持続力とか回復力とか」



なんて頭の悪い会話だ。
ちなみにこの友人N、記念すべき初体験の日に9回戦まで突入した伝説を持つ。
そんな性豪に“効果絶大”なんて言われたら試したくもなるだろう。
よーし俺もヨガで悶絶プレイだ。



ヨガの健康効果はかなり前から実証されているが、こんなにもブームになったのは割と最近のように思う。
格闘家とか芸能人の間で流行り始め、「あのセレブもやっている」なんて雑誌やメディアで扱われるようになったのがブームのきっかけだろう。今ではスポーツジムのエクササイズにも取り入れられている。
それまではいかにも胡散臭い、宗教めいた扱いだったのに、流行とは恐ろしい。


格闘技や自己啓発系の本にもよく載っているが、ヨガや瞑想、座禅や自律訓練法などに共通する極意は呼吸法だ。基本にして究極。有名なのは“丹田呼吸法”だろうか。
どの呼吸法も基本的に腹式呼吸で、横隔膜とかフルに使う。身体全体で呼吸するようなイメージ。脳や身体が活性化するという。まさに“覚醒”といった感覚か。


よく“○○のポーズ”とか言いながらストレッチしているのはハタ・ヨーガと呼ばれるヨガだそうだ。この名前を見てギター侍を連想したのは俺だけではないはずだ。
また、あるある大辞典でも紹介されたという火の呼吸。これはクンダリーニ・ヨーガというヨガの呼吸法で、1分間に200回もの超高速呼吸を行う訓練法らしい。然るべき方法で行わなければ発情期の犬の真似だと思われそうだ。



最近最も流行っていると思われるのはパワーヨガ
歴史は新しく、従来のヨガよりも筋力強化の点が充実しているそうだ。これも以前あるある大辞典で紹介されていた。ヨガの呼吸法に加え、普段あまり使わないがボディバランスを保つのに必須の筋肉群、インナーマッスルを鍛えるトレーニングを行う。
いいじゃない、これ。


ただ問題が1つ。
ヨガの呼吸は基本的に“鼻で吸って、鼻で吐く”らしい。
慢性鼻炎持ちの俺が果たして満足にできるのだろうか。
もしもの時は鼻腔拡張テープ買うか。高校の部活で世話になって以来だな。



とりあえず本でも買って、家でやってみようかと思う。
その効果(悶絶っぷりとか)については今後レビュー予定。
乞うご期待。