定期点検

oyajinoseabura2005-08-10

恒例の夏ゼミも無事終わり、若干気の抜けた感がある今日この頃。
呆けている場合じゃない。今のうちにやる事やっておかないと再来週以降どうなるかは目に見えているのだ。
しかしどうだ、研究室内はすっかり夏休みムード。ろくに人もいない。
しかも毎日毎日快晴だ、そりゃあやる気も出ない。全部放り出してドライブに行きたくもなるというものだ。実際おとといなんて夕方上がりでモエレ行ったし。
ちなみに写真はモエレ山からの夕日。眺め◎。



ドライブと言えば今週末、ついに帯広の花火を見に行く。
ずっと行きたいと思っていたが、大学在学6年目、最後の年にしてとうとう実現。
金曜は学校休んで余裕の前日入り、すでに宿も取ってある。抜かりは無い。


いや、抜かりがあるとすれば、いまいち車の調子がよろしくない。
加速は重いし、ブレーキの効きも若干弱く、たまに変な音がする。
そして何より、ドアランプが消えない。
加速うんぬんはエンジンオイルを変えれば問題なく、現にそろそろ変え時だったからこれはいい。ブレーキの方も、3ヶ月前の点検でブレーキパッドが薄くなっていると言われていたので理解できる。恐らくそろそろ変え時なのだろう。


ただ、半ドアはちょっと不気味だ。完全に閉まっているはずなのに半ドア表示、これはどういう事か。
ランプが壊れているだけならいいが、本当に半ドアになっていたとすれば一大事だ。走行中にパタンとドアが開こうものなら事故は必至、ドリフなら爆発→炎上→アフロで済むが現実はそう甘くない。
ちょうど12ヶ月点検の時期だ、遠出の前に診てもらう必要がある。




という訳で、お世話になっている宮の沢の整備工場へ。
いつもの担当さんに症状を説明し、車を預ける。
1時間程かかると言うので、近くで時間を潰す事にした。
チョコレートファクトリーが賑わっていたが、入るのも気が引けたので、ブックオフで本を買い、すぐそばにある生涯学習センターのベンチで休憩。



30分後、着信があった。工場からだ。



「大変だよ」



えっ・・・何ですか唐突に。何があったんだ?
すぐさま聞き返した。



「何があったんですか?」



「ブレーキパッドがねぇ・・・無いんだよ




ブレーキパッドが・・・無い!

変え時とは思っていたが、まさかそこまでとは。笑える。
話を聞くと、完全に“無い”わけではなく、限りなく“薄い”らしい。
すぐ戻りますと言って電話を切り、工場へ戻った。



現物を見ながら説明してもらった。
「本来、パッドの厚さは新品で10mmなんだよ。でもホラ、これはもう1mm以下になってるでしょ。いやー点検来ておいて良かったねぇ」


あ、危ない・・・それだもんキーキー音するわな。
初め気にしていた半ドアなんてまるで大した事ない、こっちの方がよっぽど深刻だった。
車のブレーキ効かないなんてどこのサスペンスドラマだ。知らずに行ってたら日勝峠で星になるところだった。Mr.Childrenはそんな意味で「星になれたらいいな♪」と歌っていた訳じゃないと思う。



整備も無事終わり、まるで生まれ変わったかのように軽やかなRAV4
これで今週末は万全だ。


この日、交換部品と整備代合わせて25,000円の出費(うちブレーキパッド9,000円)。
正直、星になった。